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冷蔵庫に入れなくていい食品20 美味しくなくなったり傷んだりも

冷蔵庫は食品保存の強い味方だ。フルーツでも調味料でもいったん庫内にしまえば、しばらくは傷まないだろうという安心感がある。ただ、必ずしも冷蔵庫と相性の良い食品ばかりとは限らない。冷えすぎや湿気でかえってダメージを受けたり、ドアの開閉による温度変化で結露とカビが生じてしまったりするためだ。キッチンにそのまま置いておいた方が長持ちする食品から、庫内に入れてもあまり日持ちが期待できない食品まで、覚えておきたい20点をチェックしてみよう。「とりあえず冷蔵庫へ」を超えて、一歩上の保存スキルを目指したい。

1.スイカとメロン

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カットする前のスイカとメロンは常温で問題なく保存することができる。米農務省が行った研究によると、冷蔵庫に入れてしまうよりもむしろ、ビタミンCやβカロテンなど抗酸化物質の保持に役立つという。豊かな栄養素をキープするため、カット前は常温で保存しよう。

2.ハチミツ

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ハチミツは低温で保管すると結晶化が進み、固形になってしまう。長期保存するといずれは結晶化してしまうものだが、直射日光の当たらない室温の場所で保管するのが長持ちの秘訣だ。なめらかな舌触りを維持でき、料理やドリンクに加える際も馴染みやすくなるだろう。

3.トマト

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トマトを冷蔵庫の冷たい空気にさらすと、みずみずしさが失われてしまう。いつのまにか庫内の奥でブヨブヨになってしまうのは残念だ。カットする前のトマトであれば、キッチンのカウンターの上などに置いておこう。比較的涼しく風通しの良い場所に置いておくことで鮮度を保つことができる。

4.アボカド

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まだ身が固いアボカドは、室温で保管するのがよい。こうすることで、適度な熟成を促すことができる。一方、もう熟れているものや未熟のまま日数を保たせたいものは冷蔵庫に入れて熟成を遅らせるのも手だ。

5.コーヒー

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開封済みのコーヒー豆を冷蔵庫に入れておくと、結露によって傷みやすくなる。また、ほかの食品の匂いを吸収してしまうのもいただけない。密閉できる容器に入れて冷暗所に置くのが基本だ。風味を向上させるため冷蔵庫で冷やしてから挽くという流派もあるが、その場合はきちんと容器が密閉されていることを確認したい。

6.ニンニク

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豊かな香りを長持ちさせるには、15度前後の涼しく乾燥した場所で保管するのが最適だ。冷蔵庫に入れてしまうと早く芽が出たり、カビが生えたりしやすくなる。なお、一度皮を剥いたものは常温での保存に向かないので冷蔵庫での保管が必要だ。

7.パン

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食パンの冷凍は長期保存に適しているが、冷蔵はどうだろうか。あまり保存には有効でなく、庫内の水分を吸収しやすくなり、逆に腐りやすくなってしまうようだ。風通しの良い室内で保存するのが最適だが、数日以内に食べきれない場合は冷凍庫に入れてしまおう。

8.ナッツ

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ナッツに含まれる天然オイルは冷蔵庫に入れたほうが鮮度を保ちやすい。しかし、冷蔵保存ではナッツ全体の風味が損なわれるほか、庫内のほかの食品の匂いが移りやすい。冷蔵庫ではなく密閉容器に入れて室温で保管し、3ヶ月を目安に食べ切るのがよいだろう。

9.りんご

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りんごはそれ自体の食感に限っていえば、冷蔵庫で保管したほうが長持ちする。しかし、エチレンガスを発生させるため、庫内のほかの食材を早く傷めてしまう。りんごはテーブルの上など、風通しの良い室内に置いておくのが最適だ。

10.桃

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モモやプラムなどのフルーツは、堅い種をもつ核果(かくか)と呼ばれる。これらの果物は、常温で熟れるのを待ってから食べるといっそう風味が増す。熟れが進んできたら冷蔵庫に移すことになるが、その場合は3日以内を目安に食べ切ろう。

11.パプリカ

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パプリカを冷やしすぎるとシャキッとした本来の食感が失われてしまう。カットする前であれば、そのまま室内で保存するのがおすすめだ。風通しの良い涼しめの場所で保管することで実が熟れ、甘みが増すメリットもある。

12.きゅうり

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寒さに弱いきゅうりは庫内の低温によるダメージを受やすい。水っぽくなったり腐ったりする原因だ。室内の日光の当たらない場所で、常温で保管しよう。一部の果物が発するエチレンガスにも弱いため、バナナやメロンなどとは距離を確保したい。

13.いちご

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繊細ないちごの風味を味わうには、摘んだり買ったりした当日か、遅くとも翌日までに味わうのがベストだ。さらに日持ちさせたい場合は冷蔵庫に入れてもよいが、風味は断然落ちてしまう。もともと保存は考えない方がよいだろう。なお、いずれの場合も事前に洗ってしまうとカビの原因となるため、食べる直前になってから軽く洗い流すのがコツだ。

14.じゃがいも

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じゃがいもを寒すぎる場所に置くとでんぷん質が分解され、食感が落ちてしまう。カットする前であればバスケットか紙袋に入れ、室内の冷暗所で保管しよう。保存方法は玉ねぎとも似ているが、次の項目で述べる理由から、一緒に保存しないよう気をつけたい。

15.玉ねぎ

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玉ねぎも冷蔵庫との相性はあまりよくない。冷やしすぎるとかえって傷みやすくなり、食感も衰えてしまう。外側の皮に傷がつかないよう気をつけながら、冷暗所で保存しよう。玉ねぎはじゃがいもから生じるガスに弱いため、一緒に保管しないよう注意が必要だ。

16.ナス

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ナスは冷蔵庫に入れた方がやや長持ちするものの味は落ちる。また、冷蔵庫か常温保存かを問わず、いずれにせよ急速に鮮度を失いやすい。キッチンのカウンターに置いておき、数日以内の新鮮なうちに食べてしまうのが最適だ。

17.チョコレート

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チョコレートを冷やしても食べられなくなるわけではないが、非常に硬くなってしまうほか、庫内の匂いを吸収することがある。溶けてしまわない程度に涼しく、直射日光の当たらない室内で保存するようにしよう。

18.醤油

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醤油は発酵調味料であるほか、塩分が高い濃度で含まれているため、それ自体に防腐効果がある。バクテリアの繁殖と腐敗を抑えてくれるので、食器棚の中など常温で保管しても問題ない。密封ボトル入りのものならば開封後もボトル内のしょうゆが空気に触れることなく、酸化を防げる。

19.ケチャップ

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ケチャップは酸性であり、ある程度腐敗を抑える効果をもつ。開封後1ヶ月以内に使い切れるならば、室温の暗所でも問題ないことが多い。より安全策を取るならば、もちろん冷蔵庫に入れてもよいだろう。

20.バター

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冷蔵庫から出してすぐのバターは硬く、トーストの上で広がりにくいものだ。通常、バターは室内に出してもすぐには傷まず、温度など条件が悪くない限りは1週間ほど日持ちする。大部分は冷蔵庫で保管しつつ、数日で使い切れるほどの量を衛生的な容器に分け、室内で保管しておくとスマートだ。

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