新宿御苑周辺でしかできない8のこと

老舗北京料理店から看板のないバー、フォトギャラリーまでを紹介

広大な芝生に四季を彩る花々、そして美しい庭園を持つ都会のオアシス「新宿御苑」。花見の名所としても有名で、春には多くの人でにぎわう。

自然に癒やされたら、周辺を散策して新たな魅力を発見しよう。老舗レゲエクラブやアナキズムをメインテーマにした雑貨屋まで、さまざまな顔を見せてくれる。新宿御苑周辺のおすすめスポットを8軒紹介する。

アジュラ

  • カフェ・喫茶店
  • 新宿二丁目
アジュラ

Photo: Kisa Toyoshima

台湾出身のリウェイと妻のハルコが運営する、高田馬場の人気コーヒーショップ「リウェイコーヒースタンド(LIWEI COFFEE STAND)」の2号店「アジュラ(ajura、翹璹欏)」。内装は台湾の伝統的な神社や寺をコンセプトに、台湾製の情趣に富む雑貨や飾りを配し、香の匂いが漂う幻想的な空間だ。

一番人気のメニューは1号店同様、竹墨パウダーを入れ茶筅(ちゃせん)で点てたエスプレッソにミルクを注いで作る「ブラックラテ」。ここ数年で東京でもブラックラテを提供する店が徐々に増えてきたが、同店がその先駆けといえるだろう。同店では、焙煎(ばいせん)段階から色の濃さや味の良し悪しを判断している。

詳細情報

池林坊

  • 新宿三丁目
池林坊

画像提供:池林坊

新宿三丁目駅近くにある居酒屋。裏には系列の小劇場、梟門もあることから、演劇や映画関係者が集まり、演劇論で熱くなっている様子を見ることも多い。

店のカウンターは、屋台を模したオリジナル。よく見ると店内には街灯や電線もあり、野外で飲んでいるような気分になれるのも楽しい。

とにかくメニューが豊富だが、誰もが注文する名物は、蒸したての「ジャンボしゅうまい」。

詳細情報
広告

プレイス エム

  • アート
  • 新宿二丁目
プレイス エム

プレイス エム

新宿御苑駅のほど近くの雑居ビルにあるフォトギャラリー「プレイス エム(Place M)」。写真家の大野伸彦や瀬戸正人、中居裕恭、森山大道らが運営し、企画展のほか、スペースのレンタル提供も行っている。

同ギャラリーを主宰する瀬戸や森山など、大御所写真家の展覧会も開催しているが、若手による作品展も積極的に行い、プロやアマチュア、国籍問わず、作家が写真を発表する場となっているのが特徴だ。3階にある「メインフロア」と2階の「M2 gallery」で、それぞれ異なる内容の展示をしている。

貸し暗室も併設されており、モノクロとカラーともに24時間利用可能。不定期で開催される写真家たちによるトークショーや、ギャラリーで発行する写真集にも注目したい。

詳細情報

新宿御苑

  • Things to do
  • 新宿三丁目
  • お勧め
新宿御苑

Photo: Lim Chee Wah

世界有数の都心の公園として知られる、新宿のオアシス。もとは皇室庭園として造られ、戦後に一般に開放された。

敷地面積は約58ヘクタール。風景式庭園と整形式庭園、日本庭園が組み合わせれており、一年を通して四季折々の花で彩られる。

日本庭園内には、抹茶和菓子をセットにした、呈茶のサービスを提供する茶室を併設。晴れた週末に、新宿で時間を持て余しているのなら、東京のセントラルパークでピクニックをするしかないだろう。

開園時間は季節によって異なるので、訪れる際には事前に公式ウェブサイトを確認してほしい。なお、酒類の持ち込みと遊具類の使用は禁止されているので注意しよう。

詳細情報
広告

イレギュラー リズム アサイラム

  • Things to do
  • 新宿二丁目
イレギュラー リズム アサイラム

Photo: Kisa Toyoshima

新宿御苑前駅から徒歩5分ほどにある、2004年に開店したインフォショップ「イレギュラー リズム アサイラム(IRREGULAR RHYTHM ASYLUM)」。アナキズムとDIYをメインテーマに、社会運動や対抗文化に関する書籍やZINEのほか、CDやレコード、カセットテープ、Tシャツなどのグッズを取り扱っている。

店舗には展示やイベントスペースがあり、オンラインショップでも購入は可能。置いているものは全て人種差別、クィア、フェミニズムなど、あらゆる問題に向き合うための濃いラインアップが揃う。

詳細情報

レゲエ ダブ オープン

  • クラブ
  • 新宿二丁目
レゲエ ダブ オープン

レゲエ ダブ オープン

新宿には小規模のレゲエクラブ「ガラム(GARAM)」もあるが、渋いルーツのレゲエやダブを堪能したければここ。「レゲエ ダブ オープン(REGGAE / DUB OPEN)」のよく整備された巨大サウンドシステムからは、毎夜極太のベースラインが鳴り響いている。

ライブが行われることもあり、古き良き雰囲気を残す東京の老舗レゲエクラブだ。

詳細情報
広告

トイレット

  • 新宿二丁目
トイレット

新宿御苑前から靖国通りへ向かう道すがらの2階にあるバー「トイレット(toilet)」。看板一つない入り口から木造家屋の細い階段を上ると、この店はある。

アルコールランプの柔らかな光と、静かに温かい音楽に包まれた店内は、淡々と杯を傾けるのにうってつけ。店奥にはアップライトのピアノが置かれ、生演奏が行われることもある。

同じ空間には、猫足のバスタブ、そしてライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)の写真も。ちょっとしたところにセンスが感じられつつも気取らずにいられる、落ち着いた空間だ。

詳細情報

随園別館 新宿店

  • 新宿二丁目
  • 価格 2/4
随園別館 新宿店

随園別館 新宿店

新宿御苑の近くにある1963年創業の老舗北京料理店。北京ダックやツバメの巣のような高級食材を使った本格的中華から、点心やタンメンまで豊富なメニューを提供している。

おすすめは「特製水餃子」。皮は厚く、水餃子特有のもっちり感が味わえる。豚ひき肉にしっかり味付けがされたあんは、何も付けずに食べても十分においしく、頬張った瞬間に肉汁があふれ出る。

店頭では冷凍餃子も販売されており、自宅でもそのままの味を楽しめるのがうれしい。

詳細情報

新宿の魅力をもっと探るなら……

新宿、ベスト居酒屋20選

新宿、ベスト居酒屋20選

Photo: Keisuke Tanigawa

さまざまな人が行き交う都心の歓楽街、新宿。1960年代から70年代にかけては、ヒッピーや、フォーク・ジャズミュージシャン、演劇人らアングラな文化を愛する若者たちが集い、酒を酌み交わすカウンターカルチャーの聖地でもあった。近年では、思い出横丁やゴールデン街に外国人客が押し寄せ、また違った表情を見せている。

ここでは、そんな時代を感じられるチャージフリーのジャズ居酒屋や、三島由紀夫ら文化人も通った老舗、なぜか外国人客でにぎわう店など、予算1,000円から飲める名居酒屋を紹介する。終電を逃したら、はしごしてディープな新宿の夜を謳歌(おうか)しよう。

詳細情報

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here

運営者情報 : :

会社名: インプレッションデジタル限定

代表者名: トーマス・フィリップ・クレイグ、ディレクター

住所: フォザーギル ハウス、16 キング ストリート、ノッティンガム、イギリス、NG1 2AS

電話番号: +441158242212

Related articles

「日本人研究者」が「ジンベエザメ」の「眼球標本」を眺めていたら…なんと「世界初」の驚愕の発見が!

映画『ジョーズ』に登場した、巨大で恐ろしい人食いザメに代表されるサメのイメージ。流線型の体と長い背びれをもった、美しいシルエット。 どちらもサメの典型的なイメージだ。しかしそれだけではない。食卓に上るサケやサンマ、アジなどの硬骨魚類とはことなった軟骨魚類であり、もっとも長寿の脊椎動物であり、もっとも速く泳ぐ魚類の一つでもあるサメ。 その特異な生態をサメ研究の第一人者である著者らが詳細に解説する。また、硬骨魚類から分かれ、エイと分岐し、どのように現在の多様性をもつにいたったのか? さまざまな古代ザメを紹介しながら、その進化の道筋をたどる。 さらには世界初の人工子宮によるサメの繁殖を試みている美ら海水族館の研究者ならではの内容として、サメの繁殖にも1章をもうけている。 機能形態・生態・分類・繁殖と、専門的にかつ網羅的に解説した、類を見ない一冊。水族館でも最も人気のある魚種であるサメの総合解説書として刊行いたします。 鎧で覆われた目 まぶたや目を引っ込めるなどの方法で目を守っているサメたちだが、2020年、私たちはジンベエザメの目に関して、一つ面白い発見をした。 そのきっかけは何げないものだった。私は同僚の宮本圭氏と水族館の標本棚の片付けをしていた。標本棚には、貴重な生物標本のほかに、いずれ研究しようと思って忘れ去られた標本が並んでいる。プラスチック製の標本瓶の蓋には埃がかぶり、その埃にはカビが生えている。私たちはそんな標本を一つ一つ取り出しては、蓋をぬぐい、蓋に貼られたラベルを読み、しかるべき場所に収めていく。 その中に、「ジンベエザメ眼球」と書かれた瓶があった。中には、テニスボールくらいの大きさの目玉がホルマリンに浸かっている。瞳の部分には、カッターで大きく2本の切れ込みが入れられている。これは、中にホルマリンが浸透しやすくするための処置で、網膜を研究するために採集されたものであることがわかる。 ジンベエザメの目玉の入った瓶を手に取った宮本氏は、奇妙なことに気がついた。その白目の部分が紙ヤスリの表面のように小さい粒々に覆われていたのだ。その場で彼と一緒に標本を観察した私は確信した。この粒々は鱗だ。そして、これが新発見につながりそうな予感があった。 世界初の発見 その夜、自宅で脊椎動物の目玉の構造に関する論文を読み漁った結果、予感は確信に変わった。現時点で目玉に鱗が生えている脊椎動物は発見されていない。つまり私たちは「目玉に鱗を持つ脊椎動物」を世界で初めて発見したのだ――。 我々はこの標本を調べる過程でもう一つ面白い事実に気がついた。この目玉の鱗は、体の別の場所を覆っている鱗とは形が異なるようなのだ。我々は、この眼球を、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究者である甲本真也博士のもとに持ち込み、マイクロCTによる観察を依頼した。 この装置は、非破壊で、骨などの硬組織の微細な立体構造を観察することができる優れものだ。その結果明らかになった鱗の形状を見て、私は大喜びした。鱗の上の面には、分岐する「稜線」のようなものがあり、それが植物の葉の葉脈のような模様を描いているのだ。こんな鱗は見たことがない。たとえるならば、柏の葉っぱのような形といえるだろうか。 さて、この奇妙な形の鱗の機能はなんだろうか。この疑問へのヒントと呼べるものは、意外にもいまから50年ほど前に出版された一連の論文から見つかった。執筆したのは、有名なドイツ人進化生物学者であり、サメに並々ならぬ関心を寄せていたヴォルフ・エルンスト・ライフ博士である。 ジンベエザメは視力が悪いという言説 彼は、多様なサメの鱗の形状を、持ち主の生態との関連性から5タイプに分類しているのだが、その中で「耐摩耗型」の例として挙げられていたネコザメの体表の鱗のスケッチに私の目は吸い寄せられた。そこには、あの「柏の葉」の鱗が描かれていたのである。 彼のいう耐摩耗型とは、サメが岩などの硬いものに体を擦り付けた時に皮膚が傷つかないように守っている鱗のことを指している。鱗の表面が簡単に削れてしまわないように、表面に分厚いエナメル質と象牙質の層を持っているという特徴がある。 ライフ博士の論文にもとづき、私はジンベエザメの目玉の鱗は、不慮の事故から目の表面を守る「鎧」なのではないかと考えている。ジンベエザメの目は、幅広い頭部の両端についている上に、眼窩からかなり飛び出している。このいかにも容易に擦りそうな目をいかにして守るかというのは、彼らにとって重要な問題なのだろう。その結果、彼らが獲得したものが、目の表面を覆う鱗であり、先に述べた眼球を裏返し、引っ込ませる能力なのではないだろうか。 これらの発見は、ジンベエザメの視覚に関するある言説を払拭するものではないかと思っている。その言説とは、ジンベエザメは視覚が弱い生き物だということである。たとえば、ディズニー映画『ファインディング・ドリー』に登場するジンベエザメは、きわめて目が悪いキャラクターとして描かれている。 このようなジンベエザメの視覚に関するイメージは、おもに体に対する目のサイズの小ささに由来するものである。実際、彼らの眼球の直径は全長の1パーセントに満たない。 しかし、ジンベエザメが視覚にあまり頼っていない生物だという意見に、私たちの水族館の飼育スタッフは同意しないだろう。実際、ジンベエザメの目は良く動き、餌や飼育スタッフの動きを積極的に目で追っている。ジンベエザメは周囲の認識のために視覚をかなり使っており、そんな大切な目が傷つかないように、あの手この手で守っているように思われるのである。

高輪ゲートウェイシティは「100年先見据えた実験場」、ロボットや研究拠点がずらり

東京都港区のJR高輪ゲートウェイ駅周辺で整備が進む「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」が2025年3月27日にまちびらきを迎えた。総事業費に約6000億円を投じ、JR東日本が単独で取り組む複合再開発としては初となるビッグプロジェクトだ。 高輪ゲートウェイシティで同社は、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」を開発のコンセプトに掲げている。特に「モビリティー」と「環境」、「ヘルスケア」の3領域に注力し、街の中で実証実験などを進めていく方針だ。 「モビリティー」については、自動走行ロボットを駅前広場に回遊させる。来街者は実際に乗り込むことができ、南北1kmに及ぶ街区の移動時などで利用できる。ロボットの一部には水素由来の電気を利用し、環境にも配慮する。 JR東日本のマーケティング本部まちづくり部門品川ユニット(事業計画)の天内義也マネージャーは、「早く移動することだけが価値ではない。都市の景観を見ながらゆったりと移動することそのものを楽しんでほしい」と語る。まずは5台を導入し、運用を踏まえて今後さらなる拡大を見込んでいる。 駅前広場には自動走行ロボットが動いている。実際に乗って広場の中を移動できる(写真:日経クロステック) JR東日本のマーケティング本部まちづくり部門品川ユニット(事業計画)の天内義也マネージャー(写真:日経クロステック) 荷物を運ぶロボットなども導入する。オフィスワーカーがスマートフォンのアプリから注文した商品を、オフィスのデスクまで配達するといった利用を想定している。街全体の情報を蓄積するデータ基盤とロボットプラットフォームを連携させ、ロボットがエレベーターを呼び出し、人の手を介さずに階をまたぐ移動ができるようにする。警備ロボットや清掃ロボットなども運用していく。 さらに、高輪ゲートウェイシティには「空飛ぶクルマ」の発着点も整備する計画だ。28年に商用開始予定の米ASKAが開発している「ASKA A5」を採用。都内から地方への日帰り旅行などを気軽に楽しめるような環境を整える。 THE LINKPILLAR 1のオフィスエントランス。写真左に見えるのは、荷物を搬送できるロボット(写真:日経クロステック) 空飛ぶクルマの3分の1のモックアップ。JR東日本は、将来的に高輪ゲートウェイシティに空飛ぶクルマの発着点の整備を計画する(写真:日経クロステック)

上空から撮影された驚異的な写真

グアテマラ・シティにできた人工の陥没穴 陥没穴は、自然が引き起こす恐ろしい現象だと考えがちです。しかし、実際には、自然発生のものもあれば人工的に作られたものもあります。この写真に写っている陥没穴は、残念ながら人工的な原因によって発生しました。2010年にグアテマラ市の住宅地で発生し、ビル1棟を丸ごと飲み込んだ巨大な陥没穴です。調査の結果、下水道管や雨水管の破裂が原因である可能性が高いとされています。 この陥没穴は、幅18メートル、深さ100メートルと推定され、熱帯性暴風雨アガサの大雨が引き金となりました。火山性軽石が主成分の地面は、浸食されやすく、このような陥没が発生したのです。定義上はシンクホールとは異なりますが、この写真を撮影したドローンの技術には驚嘆せざるを得ません。 長谷部 – 巨大なピンクのウサギ ピンクのウサギが怖い?もっと怖いのは、それが巨大で、さらに腐敗して灰色に変わっているウサギです。この巨大なウサギは、2005年に北イタリアのコレット・ファバ山の丘にアートインスタレーションとして設置されました。当初は、長さ200フィート、高さ20フィートの大きさを誇っていました。ウサギの「内臓」が飛び散っているように見えることから、空から落ちてきたような印象を与えています。 このアート作品の目的は何だったのでしょうか?訪れる人々が「ガリバー旅行記」のリリパットの世界に入り込んだかのような体験をすることを狙っていたと言われています。本来、20年間設置される予定だったため、その期限は2025年に設定されていますが、寒冷な気候や時間の経過により、ウサギは徐々にその姿を失ってきています。 津波の影響 自然災害時、ドローンは非常に役立ちます。災害によってインフラがどのような被害を受けたか、ドローンによる空撮はそれを鮮明に映し出します。この写真は、2018年12月にインドネシアで発生した津波の被害状況を上空から捉えたものです。 この津波の前には、巨大な地震が発生しており、航空写真でもその被害の規模がはっきりと確認できます。ドローンは、政府や救援隊が被災地に迅速に到達するためのルートを計画する際にも大いに役立ちます。この写真は、津波や地震による被害の全貌を捉えるだけでなく、自然がもたらす脅威や、それがいかにしてインフラを一瞬で破壊するかを強調しています。 孤独な捕食者 次に紹介する驚異的なドローン写真は、写真家バシル・ムーカルゼル氏の作品です。彼は「Lockdown in Dubai」の写真で知られており、今回も「Lonely Predator」と題したドローン写真で私たちを魅了しました。ライオンに接近しすぎることなく撮影するために、ドローンを使うのはムーカルゼル氏にとって最も安全な選択肢だったことでしょう。 この写真は非常に印象的で、ライオンが上空を飛ぶドローンをどのように見ていたのか、さまざまなことを考えさせられます。もしかすると、ライオンはドローンをどうやって捕まえようかと計画を立てていたのかもしれません。しかし、ムーカルゼル氏はライオンが怪我をしないように、ドローンを手の届かない場所に保ちつつ見事な一枚を撮影しました。 ブッシュファイヤー ドローンを使用した空撮は、広範囲の状況を正確に把握するのに非常に役立ちます。このドローン写真は、オーストラリアのケープヨークにあるスティーブ・アーウィン野生動物保護区付近で発生した山火事の光景を捉えたものです。その美しさには思わず息を呑むほどです。この写真を撮影したのは、オーストラリアの自然保護活動家スティーブ・アーウィンの息子であるロバート・アーウィンです。 ロバートはわずか17歳で、自然史博物館の年間最優秀野生生物写真家賞を受賞しており、驚くべき才能を持っています。彼の自然への情熱は、亡き父から引き継いだものだと言えるでしょう。しかし、彼が父のレガシーを受け継ぎながらも、自らの道を切り開いている姿を見るのは感慨深いことです。 ストーンヘンジ ストーンヘンジは、世界で最も有名な古代の建造物のひとつです。紀元前3000年から2000年頃に建設されたと考えられており、イギリスの重要な文化的シンボルとして広く知られています。また、1986年にはユネスコの世界遺産に登録されました。 現代の技術を活用して、この象徴的な場所をドローンで空撮した写真が登場しました。この写真を撮影したのは「Copter Shot」という会社で、2017年12月にこの壮大な一枚を収めました。Copter Shotは、さまざまなファインアート写真プリントを手掛ける有名な写真会社です。私たちは、この象徴的なストーンヘンジの写真が彼らの作品として販売される日が来るのを楽しみにしています。 後ろを振り返る 多くの人が海に魅力を感じ、一生に一度の冒険を求めて船に乗ります。しかし、どんなに楽しい航海であっても、海の下には何が潜んでいるのかという恐怖がつきまといます。このドローン写真は、その恐怖感を見事に表現しています。小さなボートを、大きなクジラが追いかけているのです。 この巨大なクジラは、15分以上も船の後ろをついて回っていたそうです。幸いなことに、クジラとの遭遇は友好的なもので、すべての乗組員が無事だったと言います。面白いことに、乗組員たちはクジラが後ろにいることに全く気づいていなかったそうです。このドローン写真を撮影した船員は大いに称賛されるべきですが、後にこの写真を見た仲間たちがどのように感じたのかは想像に難くありません。 ここでピクニックは無理 人々の安全を守るため、多くの地域ではインフラ整備に投資しています。カリフォルニア州にあるベリーサ湖の放水路も、その一例です。洪水を防ぐために設計されたこの放水路は、湖の水位が上がると余分な水をプータ・クリークへと排出します。 しかし、その螺旋状の構造が注目を集め、高速道路からもその異様な姿を見ることができます。放水路に吸い込まれることはありませんが、周囲には安全柵やブイが設置されており、安全な距離からその独特な景観を楽しむことができます。まるで動物園で動物を観察するように、この美しい構造物を鑑賞できるのです。 逃げ出したクロコダイル クロコダイルが恐れられる理由は、その凶暴さと「近づく者を襲う」というイメージからです。多くの野生動物の専門家は、ワニに遭遇した際には決して近づかず、突然の動きで刺激しないように警告しています。 人々がクロコダイルを捕まえた理由は、彼らへの恐怖心が大きく、支配したり、ビジネスとして利用するためです。また、クロコダイルの皮は、高級バッグの世界では非常に高価な素材として扱われています。今回のワニは、タイのワニ養殖場から逃げ出したと報じられています。彼は自由に戻ったことを喜んでいるに違いありません。もう二度と捕まらないことを願いたいですね。 コウノトリの巣 この美しいコウノトリの巣の写真は、ポーランドで写真家Szymon Pawlak氏によって撮影されました。Pawlak氏は2013年にコウノトリの巣を撮影しようと思い立ちましたが、最終的に完成したのは2年後の2015年でした。彼はさまざまな撮影方法を試し、この写真はドローンを使って撮影されたものだと考えられています。 コウノトリは大きな鳥で、長い足と丈夫な嘴を持ちます。彼らは乾燥した地域に生息し、魚や昆虫、カエル、小鳥などを食べています。コウノトリはその大きさに見合った大きな巣を作り、それを何年も使い続けることがあります。コウノトリの巣自体も、彼らと同じくらい興味深い存在だと言えるでしょう。 その日の収穫 ハンマーヘッドシャークは、世界的に知られているサメの一種で、温暖な海の海岸線に沿って生息しています。彼らは時折、人間と接触することがあり、非常に攻撃的だという評判を持っています。脅威と感じたものに対して攻撃を加えることが多いのです。 このドローンで撮影された写真は、フロリダ州パナマシティのビーチで撮られたもので、女性が危険なほど近くにいるハンマーヘッドシャークに気づいていない場面を捉えています。サメがますます近づく様子を見て、この女性がどれほどの恐怖を感じたか想像するのは難しくありません。また、周囲の傍観者たちがこの状況をどれほど心配したかも、容易に想像がつきます。 猫好きのための夢の島 私たちはこれまでに多くの技術革新を目にしてきました。その中でも、コンピュータとインターネットは、日常生活を大きく変える発明の代表格です。これらによって、商品を簡単に購入したり、オンラインクラスを受講したり、多くのことがクリック一つでできるようになりました。 さらに、コンピュータ技術を使って画像や映像を加工することも可能となり、時には本物と見間違うほどのリアルな視覚効果を生み出すこともあります。最近話題になったのは、空撮されたある島の写真です。多くの人がそれを編集されたものだと言いますが、実際に猫の顔の形をした島が存在するなら、それは素晴らしいことだと感じるのも無理はありません。さて、その島にはどれほど多くの種類のかわいい猫が住んでいるのでしょうか? フィッシングボートかオーロラか 私たちが市場で魚を手にする際、その魚がどのようにして海から私たちの食卓に届いたかをあまり考えることはありません。しかし、この画像は、ベトナムの漁師たちが新鮮な魚を捕るためにどれほどの労力をかけているのかを垣間見せてくれます。漁師の視点では、日々の作業が単調に見えるかもしれませんが、この画像を別の視点から見ると、非常に美しいものに変わります。 ドローンの視点から見ると、漁網がオーロラのように配置されており、まるで自然が描いた壮大なアートのようです。さらに、網を束ねる糸の形もはっきりと見えます。もし釣りがこれほど楽しく、美しいものだと知っていたら、あなたは漁師を選んだかもしれません。私たちに言わせれば、間違いなくその選択をするでしょう。 ロックダウン中のドバイ ドバイは間違いなく世界で最も忙しい都市の一つです。しかし、世界的な健康危機によって、ドバイを含む多くの賑やかな都市が閉鎖されることになりました。誰もが想像もしなかった光景が現れたのです。それは、車が全く走っていない道路です。 このドローン写真は、2014年から空撮を手掛けている写真家Bachir Moukarzel氏によるもので、「The Lockdown Dubai」というプロジェクトの一環として撮影されました。この写真では、高速道路や主要な道路が全くの無人で、まるで放棄された街のように見えます。都市が再開し、健康と安全に関する規制が緩和される今、このような写真はなかなか見ることができないでしょう。 サー・ラ・メール この写真は、海の持つ神秘性を見事に捉えたドローン写真です。イタリアの美しい海岸線に沿って撮影されたこの壮大な写真は、著名な写真家Roberto Corinaldesi氏によるものです。2017年以降、彼が19もの賞を受賞していることから、この写真の美しさも納得がいくでしょう。この作品もまた、高く評価されることでしょう。 この写真は、海とそこで泳ぐ人々の美しい姿を一枚に収めています。波の中を泳ぐ彼らの姿が、まるで海と一体となっているかのように見えます。この写真は、写真家が技術を磨き続けてきた成果として称賛されるべき作品です。 サッカーを愛する島 ノルウェーを訪れたいと思っている人は少なくないでしょう。その中でも、ノルウェーの漁村、ヘニングスベアはぜひチェックすべき場所です。この村ではどのような楽しみがあるのでしょうか?レストランや港、キャビア工場を改装した美術館など、興味をそそるスポットがたくさんあります。これらは一度訪れてみる価値があるでしょう。 しかし、ヘニングスベアは特にサッカーファンにとって夢のような場所だと言えるかもしれません。今や有名になったサッカーのピッチは、この町で最も訪問者が多いアトラクションのひとつです。多くの写真家が様々な角度からこのピッチを撮影しており、ドローンを使った空撮写真も注目されています。この素晴らしい風景をバックにサッカーを楽しむなんて、想像するだけでも素晴らしい体験でしょう。 ウミガメの素晴らしさ ウミガメは絶滅危惧種であり、この驚くべき生き物と共存するためには、私たち人間がその保護に多大な努力を払う必要があります。この写真は、人間とウミガメが共存し、互いに邪魔することなく日常生活を送ることができることを示しています。しかし、密猟や汚染、漁業による影響でウミガメは絶滅の危機に直面してきました。 ウミガメを守るためにできることは何でしょうか?そのひとつは、プラスチック製の袋やストローを使わないことです。最近では、金属製のストローが環境に優しいとされていますが、ウミガメにとっては同様に危険である可能性があります。また、ウミガメは海中でビニール袋とクラゲを見分けることが難しく、間違ってクラゲを食べてしまうことがあります。私たちが常に環境保護を意識することが、ウミガメを守るための第一歩です。 エチオピアのダナキル山地 ニュージーランドの「地球探検隊」には、エチオピアのダナキル低地の写真を提供してもらったことに感謝しています。この地域は、世界で最も暑く、最も低い場所のひとつとされており、海抜127メートルの低地に位置しています。まさに「天然のプール」とも言える場所です。さらに、この地域は人類の起源に関連する場所としても知られており、320万年前のアウストラロピテクスの化石「ルーシー」がこの近くで発見されています。 また、この地域は年間を通じてほとんど雨が降らないこともあり、アワッシュ川が干上がってしまい、インド洋まで到達しないこともあります。観光客にとっては訪れるのが難しい時期もありますが、地質学者や科学者にとっては非常に興味深い場所であることは間違いありません。 Ducks Unlimited Canadaのロゴ ライフスタイルに影響を与えている組織や団体の熱狂的なファンを見かけることがあります。バスケットボールチームのタトゥーを入れたり、愛する人の写真がプリントされたTシャツを着たりする人もいます。カナダでは、Ducks Unlimited Canadaの50周年を記念して、巨大な湿地帯にアヒルの頭を模したロゴが作成されました。驚くべきことに、そのロゴの大きさはサッカー場2面分に相当します。 Ducks Unlimited...

一度も罪を犯していないのに99歳のおばあちゃんが逮捕!?実は心温まる善意のストーリーがありました

※こちらは2017年3月に公開した記事を再編集したものです 警察官に手錠をかけられているこちらの女性は、オランダに住んでいる99歳のアニーさん。 実はアニーさん、こう見えて人生で一度も罪を犯していないんです! でもなぜ逮捕されてしまったのでしょうか…?その理由が海外で話題になっています! 最後の夢を叶えるため… 99歳という年齢を迎え、善良な市民として生きてきたアニーさん。 後悔のない人生を送るために作っていた「死ぬまでにやりたいことリスト」の中には、このような内容を入れていました。 『刑務所で手錠をかけられてみたい』 次々とリストに書かれた夢が達成される中、最後に残った項目。それを知ったアニーさんの姪っ子が地元の警察署に協力を相談してみたところ、なんとアニーさんの最後の夢を叶えるため特別に許可を出してくれたのです! 最後の夢が叶うその瞬間がこちら! もちろん罪を犯していないので逮捕状は出ていませんよ。ご安心くださいね。 そしてさらに、数分間だけ留置所に入ることも実現! アニーさんの表情から嬉しさが伝わってきますね。 日本では考えられないことなので、ビックリしてしまいますよね。アニーさんのために動いた姪っ子さんの行動力もスゴイ! いかがでしたか?今回は例外中の例外とのことなので、きっとアニーさんの人柄が良いからこそ、特別に許可が出たのかもしれませんね。